商品情報 > 通信品質|最適化・高速化 > Data Diode Type-II

一方向通信装置 D-Diode Type II は、サーバとクライアントの間に配置される中間装置で、サーバ側ネットワークからクライアント への侵入を確実に阻止することを目的とする装置です。

D-Diode Type II

一方向転送装置

低コストでセキュリティを強化

重要なOT デバイスは守りたいが、アラームや稼働情報を外部に転送したいというニーズに対応できる低コスト、高セキュリティなソリューションです。OT ネットワークへの物理的な通信路を無くして、外部ネットワークへの一方向通信を実現します。

 

プロトコルブレイク(非 IP 化)を実現

・データダイオードの必須要件である IP系通信の完全分離

・非 IP プロトコルによる IP アドレス情報を外部へ出さないプロトコルブレイクを実装しています

 

 

一方向通信装置 D-Diode Type II は、サーバとクライアントの間に配置される中間装置で、サーバ側ネットワークからクライアント への侵入を確実に阻止することを目的とする装置です。

 

従来のTypeⅠ(460kbps)に比べ、TypeⅡは4倍の転送を有します。(クロック速度:2Mbps 、最大実効速度 約1.5Mbps)

この装置の機能構造として、TCP(UDP将来追加)プロトコルに適用できるように「サーバーエミュレータ部」と「クライアントエミュレータ部」を有し、それぞれクライアント機とサーバー機の間のTCP通信をエミュレートして終端します。

 

装置内では、クライアント端末から受信したデータを「サーバエミュレータ部」でシリアル化されたデータ(Etherヘッダ、IPヘッダを取り除きペイロード部のデータのみを調歩データ形式)に変換し、「クライアントエミュレータ部」へと送り、再度IPパケット化されてサーバに送信されます。

 

逆方向のデータに関しては、ファイアウォールのように論理的にアクセスを禁止する方法ではなく、この装置自身が物理的に片方向のデータだけを伝送する完全一方向となっており、確実に侵入阻止を実現しています。

 

*OPC-DA、OPC-UA、MODBUS-TCPなどの産業用プロトコルのサポートについては 弊社営業にご相談ください。

 

 

主な仕様

 

機能仕様

 

 

 

 

 

 

 

 

機器仕様

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他

 

 

 

 

 

論理ポート数

Ethernet ポート

対応プロトコル

表示機能

ボタン

一方向転送インタフェース

コンソール

監視機能

 

"寸法

重量"

電源

最大消費電力

発熱量

動作周囲温度

動作周囲湿度

保存温度

保存湿度

 

設置

筐体

 

 

 

 

1 論理ポート (TCP)  ※UDP 将来追加

RJ45×2 ポート , 10BASE-T/100BASE-TX (auto) , MDI/MDI-X (auto)

TCP (stream)   ※UDP (stream) 将来追加

LED:PWR , STAT , SD , RD

RST

RS485 ( 一方向転送 ) , クロック速度:2Mbps (最大実効速度 約1.5Mbps )

SSH ( ID , Password )

アプリケーションログ、OSログ等の各種ログ

 

213mm(W)×190mm(D)×44mm(H)

約 1.6kg

AC100V ~ 120V  ± 10%

6W

20BTUs/h

-10℃~+50℃

10% ~ 90%(但し、結露のないこと)

-30℃~+85℃

10% ~ 90%(但し、結露のないこと)

 

卓上型(ラックマウントキットによるラック実装可)

トルクスネジ使用